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遺品整理は何から手を付けるべきか
遺品整理は人生で何度も経験する作業ではありません。段取りが分からないまま部屋に立って、そのまま手が止まってしまうという話をよくうかがいます。
どこまで自分たちで進めるか迷った段階でご相談いただければ、必要な部分だけをお手伝いすることもできます。
遺影はどう扱えばよいか
遺影は四十九日までは飾っておくのが一般的です。それ以降は、お盆や法要で使う予定がなければ手放しても差し支えありません。
ただし、ご家族や親族に断りなく処分すると、後になって行き違いが生じることがあります。判断する前にひと言確認しておいてください。
自分たちだけで進めることはできるのか
人手と日数を確保できるのであれば、ご自身で進めることは可能です。ここでは、着手する前に用意しておくものと、当日の段取りをまとめます。
着手前にそろえておくもの
最初に確認していただきたいのが、エンディングノートや遺言書の有無です。財産や形見の分け方について、故人の意思が書き残されている場合があります。
そのうえで、次のものを手元にそろえておくと作業が滞りません。
- 段ボール箱
- ゴミ袋(多めに)
- 油性ペン
- はさみ、カッター
- 動きやすい服と靴
- 軍手
- マスク
当日の進め方
まず仕分けから始めます。手元に残すものと手放すものを分けていく作業です。
預金通帳や有価証券、不動産の書類のほか、美術品や骨董品も相続財産に含まれます。相続税の対象になり得るものは、判断がつくまで手を付けずに保管してください。
使う予定のない品は、売却する、自治体の収集に出すなど、種類に応じた方法で手放します。
日ごろから物をためないための工夫
普段の暮らしの中で整理する習慣がついていると、生前整理も遺品整理も負担がまるで違ってきます。すぐに始められる3つの方法を挙げます。
手放す基準を先に決める
「1年間使わなかったものは手放す」「半年ごとに見直す」というように、自分なりの線引きを決めておくと物の量が増えにくくなります。実際に分けていくと、判断に迷う品が必ず出てきます。
高かったから、もらいものだからという理由で残していくと、そのぶん物は減りません。
自分では使わないものでも、フリマアプリや買取サービスで引き取り手が見つかることがあります。劣化が進む前に手放したほうが、次の使い手にも渡りやすくなります。
紙の情報はデータに移す
書類や写真はデータにして残しておくのがおすすめです。取扱説明書や本は、意識しないうちに量が増えていきます。
必要な部分をスキャンしておけば紙そのものは処分でき、外出先からでも確認できるようになります。
置き場所を決めておく
片付けるときは、物ごとに置き場所を決めてください。戻す先が決まっていれば、それ以上に増えることも少なくなります。
探し物に費やす時間も目に見えて減ります。




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